ふだんは気にすることのない空気。
でも私たちは、たくさんの空気を体の中に取り入れています。
ホーム企画センターは、キレイな空気を選ぶことが
ご家族の笑顔を守ることと考え、
住まいの「空気の質」にこだわり続けています。
「炭の家」では加圧換気を採用しています。換気ユニットから強制的に外気を給気し、ユニット内のフィルターと炭の層を通すことで、有害物質を取り除いた上質な空気だけを室内に取り込みます。
また、給排気にダクトなどのパイプを使用していないため、炭の層を通ったキレイな空気がそのまま室内に広がり、またパイプ内の汚れたホコリによる換気機能の低下もありません。
一般的な第三種換気(強制排気)と比較すると、換気効率が良く、新鮮な空気を確実に供給できるメリットがあります。
粒径の大きな順に路上砂塵、花粉、黄砂、バクテリア、カビの胞子、ウイルス、PM2.5となります。後の実験結果より「炭の家」に搭載の微小粒子用フィルターが0.5µm以上の粒径のものはほぼ取り除くことが分かりました。また有害な化学物質ガスについても、後の実験結果より、炭がほぼ吸着除去することが分かっています。
炭の家は超微細孔が多数存在する多孔質(細かい穴の空いた構造になっている性質)の「竹炭」を採用しているため、有害物質除去に加え消臭・空気洗浄効果があります。
「竹炭」を搭載したフィルターによる空気清浄効果は半永久的と言われています。
吸い込むと鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー反応を引き起こす花粉。
花粉症は今や、国民の約4割(※1)がかかる国民病のひとつで、北海道でも年々患者数は増加傾向にあると言われています。その花粉症を防ぐためにはまず、室内に取り込む外気から花粉を取り除くことがとても大切です。
※1.鼻アレルギー診療ガイドライン2016版より
※掲載の内容は吉野秀明先生の見解です。
【吉野 秀明 先生】
国立仙台高専専門学校 特命教授
(株)環境技術ソリューション代表取締役
「炭の家」では、屋外の空気をファンで強制的に取り入れ、「微小粒子用フィルター」で花粉をはじめとした微小な有害物質をブロック。さらに「炭」を床下に敷き詰め、そこに空気を通すという二重の対策を行うことでしっかりガード。そのため、1日中クリーンな空気を各部屋に供給できます。
【試験方法】 一般社団法人日本電機工業会JEM1467家庭用空気清浄機(2015年3月25日改正)附属書D(規定)「浮遊ウイルスに対する除去性能評価試験」を参考にして試験を行った。ただし、試験対象物はスギ花粉抽出物を用い、試験条件を変更して実施した。また、試験チャンバーには依頼者提供の炭を設置して試験を行った。
〇試験実施日/2018年1月18日〇試験名/花粉除去性能評価試験〇検体/換気システム、炭〇試験チャンバー容積/約25㎥[4000mm(D)×2776mm(W)×2263mm (H)] 〇試験対象物(花粉片溶液)/スギ花粉抽出物[ITEA株式会社]を精製水で5倍希釈したもの〇花粉片溶液の噴霧量/29.2ml(3.5ml/min x 8分20秒間)〇捕集ポイント/開始時、6分、20分、40分、60分〇捕集フィルター/親水性PTFEタイプメンブレンフィルター〇空気捕集量/125l〇捕集フィルターの洗い出し液/0.05%ポリソルベート20(Tween20)加りん酸緩衝生理食塩水、2ml〇アレルゲン濃度測定方法/表面プラズモン共鳴法(SPR法)〇測定回数/3回
インフルエンザ対策として、一般的に手洗い、うがいは有効だと言われていますが、それだけでは不十分。「炭の家」は24時間換気で外気を取り込みますが、「炭+カーボンエアクリーンシステム」でさまざまな細菌やバクテリアをシャットアウト。家族の健康を家全体で守ります。
インフルエンザ対策として、ウィルスを「炭の家」がどれだけ除去するのかを示した実験結果をみると、1時間後にウイルスを約99%滅少させるということが分かります。
【試験方法】 一般社団法人日本電機工業会JEM1467家庭用空気清浄機(2015年3月25日改正)附属書D(規定)「浮遊ウイルスに対する除去性能評価試験」を参考にして試験を行った。ただし、試験チャンバーには依頼者提供の炭を設置して試験を行った。
〇試験実施日/2018年3月27日〇試験名/浮遊ウイルスに対する除去性能評価試験〇検体/換気システム、炭〇試験チャンバー容積/約25㎥[4000mm (D) ×2776mm(W) ×2263mm (H) ] 〇試験ファージ/Escherichia coli phage.φ×174 NBRC103405〇宿主菌/Escherichia coliNBRC13898〇ファージ液の感染価/5.3X108PFU/ml〇ファージ液の噴霧量/8ml(0.4ml/min×20分間)〇検体作動時間/開始時、6分、13分、20分、30分、40分、60分〇ゼラチンフィルタによる空気捕集量/80l(24㎡/h×2分間)〇ゼラチンフィルタの洗い出し液/りん酸緩衝生理食塩水、10ml〇ファージ感染価測定方法/プラーク法
中国から飛来する黄砂。近年ではPM2.5の飛来も社会問題となっています。それらの中には有害物質が含まれている可能性が高く、肺疾患や循環器疾患を引き起こす要因になります。「炭の家」の換気システムは、微小粒子用フィルターの効果で黄砂やPM2.5の対策にも有効的です。
「炭の家」がPM2.5の除去に対してどれくらい効果があるか検証するため、屋外と屋内でPM2.5濃度を測定し、比較しました。その結果、戸建住宅で、屋内の数値は病院のクリーンルームと同等と実証されました。
※測定日は平成28年4月9日、測定時間は午前9時(屋外は10分間、屋内は1回5分の測定を3回実施)、気象条件は天候晴れ、気温23.8℃、湿度54%で実施。屋内の測定値は2回目、3回目の測定値の平均値です。※環境省の基準値とは、環境基本法第16条第1項に基づく人の健康の適切な保護を図るために維持されることが望ましい水準として環境基準を定めたもので(平成21年9月設定)1年平均値15µg/㎥以下、かつ1日平均値35µg/㎥以下とされています。※この環境基準値は、呼吸器疾患、循環器疾患及び肺がんに関する様々な国内外の疫学知見を基に、専門委員会において検討したものです。※PM2.5の環境基準値は35µg/㎥ですが、ホーム企画センターで実測したところ8µg/㎥だった。一般的な手術室のクリ ーンルームは10µg/㎥程度と言われているので、「炭の家」は一般的な手術室のクリーンルーム以下のPM2.5濃度を可能にすると言えます。さらにクリーンルーム内のPM2.5濃度の根拠としては1CPM=1µg/㎥=(標準粒子設定)とするJIS規格(JIS規格:JIS B9920(IS0 14644-1)のクリーンルームの規定ではクラス3(高性能のクリーンルーム)で、O.5µmの粒子が35個未満に該当し、5µmは検出されず、O.5µmが35個程度検出されるので2.5µm以下のPM2.5の場合は10CPM=10µg/㎥と想定した計算値で、実際とは異なる場合もございます。
「多孔質」と呼ばれる、目に見えない微細な孔(あな)を持つ炭の構造。そのため、表面積が非常に広く、ピーナッツ1粒ほどの大きさでテニスコート1面分にも及びます。この無数の孔(あな)が空気中のさまざまな有害物質(NOx等)を吸着・除去します。また、室内から発生する悪臭(アンモニア等)にも効果があるので、室内がキレイな空気に包まれます。
【試験方法】 「炭の家」の2階床下の空間を想定して作成したアルミボックスに「炭の家」で使用される「炭」を設置して揮発性有機化合物を調整した標準ガスを通し、アルミボックスの排出口での揮発性有機化合物の濃度を評価する。
〇試験実施日/2018年1月17日~2018年1月26日〇試験名/炭を用いた揮発性有機化合物の減哀試験〇試料/炭「炭の家製」〇アルミボックス/サイズ50l(0.40m x0.25m x 0.50m) 、吸気口、排気口付き 外径5mm〇標準ガス/テドラーパック100lにホルムアルデヒド約100ppm、トルエン約70ppmを調整した〇試験内容/「炭の家」の第二種換気と同様にアルミボックスの吸気口側にポンプを設置し、標準ガスを流した。採取の開始時間は標準ガスを流し始めてから2時間経過後とし、アルミボックス内が標準ガスで1回置換(0.5回/h)された状態で空気採取を行った。標準ガス1種類ごと各2回の合計4回の試験を実施した。※ppm(パーツ・パー・ミリオン)とは、100万分のいくつであるかという割合を示す数値。濃度や比率を表すために用いられる。