「抗菌」商品は身体に安全なのか?
2019/08/09
食生活を改善すると体重が10kgほど減り、
ウェストが10cmくらい縮んでしまい、
ズボンがユルユルで困っている増谷です。
私たちの身の回りには『抗菌』商品が沢山あります。
この『抗菌』って、本当に身体に良いの?
そんなことを思いネットをぐるぐるしてみると、
意外とそうでもないことが分かりました。
本気で書くと長くなるので、
出来るだけ分かりやすく、簡単に書きたいと思います。
2016年9月 アメリカ食品医薬品局(FDA)
トリクロサン、トリクロカルバン等19成分を含有する
抗菌石鹸を1年以内に販売停止と発表。
日本で売られている抗菌石鹸商品にも、
このトリクロサンやトリクロカルバンなる成分が、
今も含まれているではありませんか。
日本では販売停止にはなっていないようです。
日本人は世界一清潔好きと言われています。
メーカーも菌に触れることを嫌う消費者に対して、
他社との違いをもうアピールしているようです。
なぜアメリカでは販売停止になっているのか?
それは「抗菌剤は長期的に利点よりも有害となる
可能性があるから」だそうです。
身体に入った抗菌剤は、抗生物質に耐性を持つ「耐性菌」
を作ってしまうからです。
アメリカでは耐性菌による感染症で命を落とす人の数は
少なくとも年間2万人以上とされています。特に、病気や
事故で入院し、病院内で感染して死亡するケースが多い
そうです。
日本でも多くの耐性菌感染例が報告されています。
ここぞという時に抗生物質が効かないと困りますね。
抗菌剤・抗菌商品は、抗菌効果が高いという証拠は
無いそうですので、長い目で見ると乱用は避けるべきでは
ないでしょうか?
今一度、皆さんなりに『抗菌』を調べてから
ご使用になる事をおすすめいたします。
ご使用の判断は皆さんに委ねたいと思います。
ではまた・・・