「他人の靴を履く」 イギリスのことわざ
2020/03/09
「ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー」の著者
”ブレディみかこ” さんが先日TVに出ていて
海外にはシティズンシップ教育というのがあることを初めて知り
”教育”が如何に大切で重要かを改めて感じた増谷です。
イギリスのシティズンシップ教育とは
一方的に教わる日本の教育とは大きく違い
移民が多いイギリスで起きているいじめ問題や
LGBTQ(+)等の性の問題
肌の色が異なる人間関係や貧困問題などを
先生を含めてみんなで議論し合ったり
また子どもたちが実際に地域活動に参加し体感することで
各人のアイデンティティの多様化を計ったりしています。
シティズンシップとは国籍や市民権という意味に
参加的な市民という意味が加わったそうで
その教育内容は以下の3つ
・社会的、道徳的責任
・コミュニティーへの関与
・政治的リテラシー
その他アイデンティティと多様性が加わっています。
社会の中で円滑な人間関係を維持するのに必要な
能力を身につけることを目的にしています。
Sympathy(シンパシー)は感情的状態を言うのに対し
Empathy(エンパシー)は「共感」とか「感情移入」と訳しますが
ここでは人を想像する”能力”や”スキル”のことを言っています。
自分と違う理念や信念を持つ人に対して
どうしてこう思ったのだろうと”想像する能力”の事で
知的作業とも言えるでしょう。
「他人の靴を履く」これはイギリスのことわざですが
簡単に言えば「相手の立場で物事を考える・捉える」という意味。
「今だけ・金だけ・自分だけ」ではダメ!
わたしたちが住宅を薦める時
自分の会社や自分の都合を考えるのではなく
相手の立場になって考えてあげる事が大事です。
また自社の商品として検討する際は
オーナーファーストを重視します。
だから自信を持って薦められるし
お客様から信用・信頼され紹介も出るのです。
決して主役は自分ではないことを
忘れないでいたいと思います。