そろそろ注意が必要なPM2.5
2019/12/03
”壮年老い易く 学成り難し
一寸の眠気 軽んずべからず”
夜眠れなかったり、夜中に目が覚めたり
昼食後異常に眠くなったりと
自律神経のバランスが少し狂っている増谷です。
今やPM2.5の存在を知らない人はいないでしょう。
PM2.5とは、大気中に浮遊する粒子状物質の事で
その粒子径が2.5㎛(マイクロメートル)以下の物質を言います。
粒子状物質の主な発生源は
工場や自動車、船舶や航空機から排出される煤煙や粉じん
喫煙や調理、ストーブなど家庭から出るものがあります。
排出される煙や粉じんには
硫黄酸化物、窒素酸化物などの有害な物質が含まれ
大気中で光やオゾンと反応しPM2.5が生成されます。
例年3月~5月にかけて注意喚起がされますが
暖房を使用するこの時期はすでに注意が必要です。
理由は二つ。
1.中国では石炭暖房が多い
2.放射冷却による汚染空気の地表停滞
これらが原因で中国から偏西風に乗って
日本に流れてきます。
下の図は12月4日正午頃のPM2.5予想です。
西日本に流れてくるのが分かります。
PM2.5は粒子径がとても小さいので
肺の奥深くまで入りやすく
ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や
循環器系疾患のリスクを上げる可能性があります。
抵抗力が弱いお年寄りや子供は注意が必要です。
自分や家族、身近な人が影響を受けないように
知っている方は注意を促してください。
”備えあれば 患いなし”
「健康」はお金では買えません!