大気中にも「マイクロプラスティック」が・・・
2019/11/22
最近”健康”を意識して
食べる量を減らすと味に敏感になり
「質」に拘るようになった増谷です。
マイクロプラスティックは世界的問題になっています。
(株)イプロス Tech Noteより転載
廃棄されたプラスティックが
年月をかけて細かく削られ微小粒子化し
川や大気から海へと流れ
それを海洋生物が間違って飲食し
生死にかかわる深刻な問題を引き起こしています。
このことは1960年代ごろから
海洋汚染問題として警鐘を鳴らしていましたが
やっと今になって問題の深刻さが表面化してきました。
そしてこのマイクロプラスティックが大気中にも含まれ
人体に影響を及ぼす可能性を指摘した記事が
最近掲載されました。
マイクロプラスティックは肺の深部に浸透し
血流に乗って心臓血管や脳血管疾患を引き起こし
ガンを誘発したり免疫系や神経系に影響を与える一因になる
可能性があるようです。
さらに未発達な子供への影響は大人より早く
しかも汚染に対して脆弱なのでより注意が必要とのこと。
またマイクロプラスティックは屋外・室内共に存在し
E'cole Nationales des Ponts et Chauses の研究によると
室内空気中のマイクロプラスティック濃度は
屋外よりもはるかに高いことが分かっています。
家の中に居ても決して安全ではないという事です。
室内に居る時は「換気」に充分配慮してください。
「炭の家」は屋外の汚染物質を室内に入れない「換気」です。
”健康”を考えるなら今一度
住宅の「換気」を見直すことをおすすめいたします。